2014年01月07日

家庭用プラネタリウムの選び方

家庭用プラネタリウムはここ数年で本当に目覚ましい進化を遂げました。
投影される星の数なら、業務用プラネタリウムにまったく劣りません。

家庭用プラネタリウムを選ぶ時のチェック項目はこんな感じです。
部屋の広さや欲しい機能などで選んでみてください。
■投影恒星数
■価格
■大きさ、デザイン
■電源(電池orアダプタ)
■最適投影距離、投影範囲
■タイマー機能(連続駆動時間)
■日周運動機能
■流星機能
■恒星以外の投影機能
■恒星原版のバリエーション
■解説機能(CD音源等の有無)

■恒星投影数
簡単にいうと、映せる星の数です。
人間が肉眼で見ることのできる星の数は、大体6000〜8000個くらいと言われています。
一般的な業務用プラネタリウムで投影される星の数はおよそ9000個。
天の川まで星で表現しているところで200万とか、2000万とか、1億とか投影できるものもあります。
個人的な感想ですが、家庭用プラネタリウムであれば、投影できる星の数は多いに越したことはありません。
確保できる「暗さ」の質で、実際に投影した時に写る星の数は減るからです。
ただしこれは好みの範囲です。星の数が少なくても、美しいと感じることはできます。

■価格
本当にピンキリです。数千円から数万円まで。
高いものでいうと、ホームスターエクストラという家庭用プラネのハイエンドモデルがありましたが、これは定価6万円でした。ネット通販で4万円前後で売られていましたが、現在は絶版になっており、オークションで10万円前後の値がついています。
価格.comを見ると、2013年現在家庭用プラネタリウムで一番高いものが大体2万円ぐらいのようです。
安いものだと2,000円〜3,000円となっています。
ここで注意していただきたいのが、高いほど綺麗に映る、というわけではありません。
どちらかというと、星空を投影する機能に付随したその他の機能(日周運動、流星など)の有無で価格が決まっています。
参考:価格.com 家庭用プラネタリウム

■大きさ、デザイン
部屋に設置するものなので、できるだけオシャレなものを選びたいですよね。
できれば使う時だけ出すのではなく、常時部屋に設置して使いたい。
カラーバリエーションも出ているモデルもあるので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでください。
暗闇で使うものなので、昼間に映えるデザインの方がいいかも?

■電源(電池orアダプタ)
電池式とアダプタ式にはそれぞれメリットがあります。
電池式は何より部屋のどこにでも持って行けること。
枕元に置いてみたり、リビングで使ってみたり。コードレスの身軽さがあります。
デメリットとしては電池交換の煩わしさ。意外とすぐに電池がなくなってしまいます。
アダプタ式は、電池交換の煩わしさがなく、パワフルな投影ができるところがメリット。
ただし、電源を確保しなければならないため、部屋のどこに置くか考えなければなりません。
両方使えるものもあります。

■投影距離、投影範囲
プラネタリウム本体から投影するスクリーンまでの距離を「投影距離」といいます。
「50cm〜250cm」と記載されていれば、この範囲内であればピントを合わせられるということです。
「最適投影距離」と記載されている場合もあります。また、投影距離が離れるほど星は暗くなり、近づくほど明るく投影されます。
「投影範囲」は投影した星空がどの程度の範囲に広がるか示したもので、投影距離が離れる程大きく、近づくほど小さくなります。
一般的な部屋であれば、天井までの高さは2.1〜2.5mですので、ほとんどの家庭用プラネタリウムが最適投影距離内で投影できると思います。
投影範囲が3mの円で投影される場合、6畳間であれば天井のほぼ全域が星で満たされることになります。

■タイマー機能(連続駆動時間)

寝室で利用する場合、プラネタリウムを眺めながら眠るという贅沢な使い方をすることができます。
家庭用プラネタリウムはそのような使い方を想定されているものが多いため、タイマー機能がついていたりします。
タイマー機能も自動的に15分で切れるものから、時間設定できるものなど、機種によって差があります。

■日周運動機能
星空は時間とともに巡っていくもので、時間や時期によって見える星座は変わっていきます。
この星のめぐりを「日周運動」といいます。
自動日周運動機能がついている機種を使うと、プラネタリウムの星たちがゆっくり巡ってゆき、四季の星座を見ていくことができます。
手動で星空を動かせるものもありますが、これは「この季節の星座見たい」という時に使います。
手動でも動かせないものは、「春の星座」「夏の星座」など季節ごとのプラネタリウムで販売されていることが多いです。
価格は自動機能付きのものが一番高く、手動でも動かせないものが安くなります。

■流星機能
家庭用プラネタリウムの中には流れ星を再現してくれるものもあります。
これが意外と嬉しくて、流れるタイミングがまったくわからないので、ついドキドキしながら待っちゃいます。
現在流れ星機能がついているのは、ホームスタークラシック、ホームスターアースシアター、スターシアターなどがあります。

■恒星以外の投影機能
夜空で星座を形作っている星は、すべて「恒星」といいます。
自分で輝いている星のことで、ほとんどが地球から遠く離れているため、見かけの位置関係はほとんど変わりません。
そのため、プラネタリウムは恒星だけを映すことに限定すれば、1枚の恒星原版で足りるのです。
では、それ以外の天体、たとえば惑星や月などは映せないのでしょうか。
現在販売されている家庭用プラネタリウムで、星空の中の適切な位置に恒星以外を投影できるものはありません。業務用のプラネタリウムでも、星空を投影する部分と、惑星や月などを投影する部分はまったく別のプログラムとなっています。これらを同時に投影できる機種が今後販売されれば、ぜひ欲しいものです…
ところで、ホームスターシリーズの「アースシアター」はプラネタリウムだけでなく、星や宇宙に関連した動画も投影できる「ハイブリッド式」プラネタリウムです。家庭用としては唯一の機種で、星空と一緒にプラネタリウム番組も見ることができます。

■恒星原版のバリエーション
星空を映す時に、光学式プラネタリウムの場合は「恒星原版」というものを使います。
この原版に光を通して星空を再現するわけですが、この原版にもバリエーションがあります。
アストロシアターやホームスターシリーズは原版の交換ができ、星空以外のコンテンツも投影できます。
ホームスターシリーズは原版に互換性があり、付属されている原版以外に、別売の原版もあります。

■解説
星空案内を聞きながらプラネタリウムを眺めたい…という方もいるまもしれません。
ホームスターシリーズのWEBサイトにはダウンロードコンテンツとして、星空の解説書や、音声で案内が聞ける音声データなどがあります。(こちら
こういったものを使ったり、あとは詳しいひとと一緒に眺めるのも楽しいかもしれませんね。





posted by おへやぷらね at 20:58| 家庭用プラネタリウムの選び方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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